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カプチーノ。

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僕が、アナタを眺めている時、
アナタはマグカップを眺めている。

アナタは、考える。


「僕たちの恋の行方。」


アナタから言わせれば、僕は極めて鈍感で
僕から言わせれば、アナタはかなり神経質だ。


アナタの指先。
触れるか、触れないかの場所。


僕は、気付いてて近づく。
雰囲気を消しながら、窓枠の中のキャンバスに
目を移しながら。


小さな音で流れるBGM


僕が吐き出す言葉は、まるでありふれた曲をなぞるよう。


神様の目線。
アナタの体温。


マグカップに中に見える僕たちの行く末。


「いつだって、そう思ってるさ。」


きっといつだって極めて不謹慎で。
きっとルールなんて無視して。


それなのにいとも簡単に諦めて。


「ねえ、側においでよ。」


僕は、半分だけジーンズを下ろして
アナタの中に手を入れる。


今の僕には結末は無く、過程のみが存在する


さあ、いつまでも続くよ。
耳をすませば地球が動く音。


僕は、いつだってアナタの中。


泡のついたスプーンに口をつける。


そして、目を閉じて祈る。


「この時よ、永遠に。」

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