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ココ、デ、サヨウナラ。

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ここは、ドコなんだろう。
ずっと覚えていられないくらいの特徴の無い街角。

金曜日の夜。
まだ少しだけ人通りの多い街。
僕は、キミの手を握りキスをせがむ。


「だってもう帰らないといけないんだ。」


誰に言われたって言い訳のできない都合のイイ台詞。
二人の時間は、交差して離れて行く。

その瞬間が、耐えられないだけなんだ。

だから。

「何も言わずに、目を閉じてほしいんだ。」


僕とキミの間に瞬間の暗闇。
描かれた曲線はフルカラー。


スカートの裾を上から見下ろしているんだ。


「さあ、せめて駅まで手をつないで歩こうよ。」


もしかしたら、これが永遠の別れになるかもしれないんだから。


もしかしたら、もうキミに会うコトができないかもしれないんだから。


決して主張しない街角。
ちょっとした路地に隠れて、僕らは多分、キスをする。


浮かび上がる雑踏。耳につくノイズ。


とにかく、今は信じて手を振ろう。

「また、会える時間を信じて。」

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